サイズ=21.9×30mm 素材=銅
参考作品(左)「抱っこしてちょ」(右)「ぐれダルマ」
~展覧会コメント~
コロナ禍で渇望される癒し。
癒しと言えば「猫」。
猫大好きアートユニットと言えば現代美術二等兵。
今回は過去多くのアーティストたちがモチーフにしてきた「猫」を駄美術的視点で作品化します。
溺愛かつ偏愛しているが故に敢えて避けてきた極私的テーマ「猫」。
来年活動30周年を前にチャレンジした成果を是非ご覧ください。(現代美術二等兵)
すっかり定着した年末開催の駄美術展です。
「新宿東口キャットタワー」(写真作品、立体ほか)
November 2021
星劇団のアルバムより
唐仁原希「仔鹿がきたみち」(展示室B)
唐仁原希は、京都市立芸術大学において絵画を学び、2020年同大学において博士号を取得しました。
学部在学中より、大きな瞳の半人半獣の少年・少女が登場する大作を精力的に描き、博士課程在籍中にも、精力的に新作の発表を行ってきました。第1期ともいうべきその活躍の時代を経て、現在は、国内はもとより海外にも実力と人気が定着しつつあります。
当ギャラリーが知る200数十点の油彩画やドローイングのモチーフには、人魚、マトリョーシカ、架空の王女・王子が数多く登場しますが、中でも上半身が少年や少女の「仔鹿」は、作品群の約10%に登場します。
このたびは、メジャー映画における絵画制作や美術館での発表など、ますますの活躍が期待される唐仁原の第2期スタートを記念した展示です。過去作の中から「仔鹿」にまつわる作品を選びました。歩いてきた道を振り返り、この先に続く道へと元気よく跳躍した仔鹿のイメージです。視線の先に見える像として、これまでの作品より成長した面持ちの少年・少女の肖像のドローイングシリーズ(油彩)最新作も、加えて展示します。
今後、当ギャラリーでは、唐仁原作品をオンラインショップや常設展で限定的に作品紹介をさせていただきます。活動全般に関しては、作家へ直接お問い合わせやご相談をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。http://nozomitojinbara.com/(ヴォイスギャラリー)
「薬はきかない。」2013年(当ギャラリーにおける個展)/キャンバスに油彩/909×727mm
*本作の価格に関しましては、当ギャラリー宛にお問い合わせください。

"Mounds #10"
作家の日常は途切れず、創作が更新され続けています。
Monthly exhibiton of selected worksでは、作家にとって「いま必要な展示」、ワークス・イン・プログレスをご紹介します。
各回、1室に特集作家1名が展示し、別室に、複数作家の小品を展示します。
展示の内容は、旧作の振り返り、現在の実験的な制作、作品を補完するさまざまな資料などです。
August 2021
「温泉」キャンバスに油彩/72.7×60.2cm(F20号)/2021年
June 2021


"Windy Willow's"
2015年/H1560mm×W1850mm/石粉粘土、発泡スチロール
Stoneclay,Foam polystyrene
Room B 呉夏枝、下出和美、梁蘭若、松井智惠、坂本優子、大友一世、唐仁原希、フランソワ・アルデンテ、近藤千晶、船井美佐、西村勇人、酒井一貴、小川しゅん一、中村敦の新作・旧作ほかマルチプルや書籍を展示販売します。(順不同・一部非売品あり)
"my little stones" 2019-2020/映像/6:58
"untiteled #21" 2002-2003 / ミクスト・メディア / 255×855×215mm / 356p
Room B 西村勇人(写真)、坂本優子(ドローイング)、ほかオンラインショップ取り扱い作品。
西村勇人「宇度墓古墳1号陪塚(大阪府岬町) 」601×762mm/2020年
坂本優子「2021年3月3日(水)六甲山を超え、こわくてたのしい絵を観に行く」
100×148mm/紙にアクリル絵具、インク
右=作品"王朝21.01.24 / dynasty 21.01.24" F120号/油性ペンキ、アクリル絵具等