exhibition/event - 2018  過去の展覧会・イベント(2018年)


2018年12月08日(土)~24日(月・祝)
現代美術二等兵「たどり着いたらいつも駄美術」


会期中の休廊日=10日(月)・11日(火)・17日(月)・18日(火)*最終日の月曜日はオープンします
開廊時間=11時~19時・ただし最終日(12月24日)は11~17時


昨年おかげ様で活動25周年という記念すべき
節目を迎えたのですが、今年からは折り返し地点的な
意味合いで、これまで毎回作り散らかして来た
いろいろな思い付きレベルのアイデアを少し深化、
展開していけたらと思っています。
有刺鉄線で出来たテディベア「抱っこしてちょ」。
今回これを元にあれも出来る、こんなんもアリ、と
自らの作品をお題に大喜利する感じで作ってみました。
また、それとは別に駄美術の原点に帰ったような
勢いと無意味が際立った新作もご用意しております。
折り返し地点などと言ってしまったので、あと25年もやるのかい!
との突っ込みの声が聞えてきそうな気がします。
先のことなど分かりませんが、「たどり着いたらいつも駄美術」
そんな気分で続けていけたらと思いますので、
よろしければ今後もお付き合い頂けましたら幸いです。(現代美術二等兵)


「会社のシュレッダーに額縁つけました」

「ちょっとしたパーティーに」

「危険球」

「禁猟区(ウシ)」


2018年10月17日(水)~28日(日)

近藤千晶 " Water Gate "(絵画)
KONDO Chiaki exhibition, paiting


会期中の休廊日=22日(月)・23日(火)
開廊時間=11時~19時ただし最終日(10月28日)は11~17時

2018年、ずっと気になっていた水門のイメージを大きな画面に起こしていた。
上流より絶え間なく押し寄せる水を真正面で受け止めるその構造物が、三次元や四次元を平面化する絵画そのもののように思えた。

7月、N美術館を訪れるために数日前渡った穏やかな川が豪雨で氾濫し、通過した町が泥水にのみ込まれたことを知る。
幾日かの混乱の後、決壊した堤防を立ち上げる思いで再び描き続ける。 - 近藤千晶

1989 ~ 2001年 独立展 東京都立美術館他(毎年)
1997年 個展 スルガ台画廊(東京)
1997,1998年 第28・29現代日本美術展 東京都立美術館、京都市立美術館
1998,2004,2011年 個展 ギャラリー K(岡山)
2000年 Asian Art Now2000 Las Vegasu Arts Museum
2001,2007年 個展 村松画廊(東京)
2003,2004,2006,2009,2010年 個展 海岸通ギャラリー CASO(大阪)
2005年 個展 位置や時間や光について 奈義町現代美術館(岡山)
2008年 2人展 不安定な絵画のための 倉敷市立美術館
2009年 アーティスツ アンド ハウス サトウリツコ×近藤千晶 アーティスツ・ハウス(岡山)
2012年 個展 光の手触り MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都)
2014年 個展 背後の光 The light from behind Art Garden(岡山)
2015年 個展 始まりも終わりもない絵画へ MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都)
    2人展 近藤千晶(絵画)+古林花織(磁器) ぎゃらりい しをり(岡山)
2016年 個展 暗闇の手探り MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都)
2017年 個展 光を浴びる MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都)


" Water Gate 1" 2018年・アクリル、綿布・259×162cm

   

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2018年09月21日(金)・22日(土)
高橋匡太&川口怜子 "RED ROOM #4 "企画協力
会 場=YCC ヨコハマ創造都市センター


2018年09月05日(水)7日(金)6日(木)
前田英一作・演出パフォーマンス" Every day is a new beginning "広報協力
会 場=ロームシアター京都ノースホール
同時開催=西村勇人・金サジ 写真展(ホール前ラウンジ)


2018年07月14日(土)~08月04日(土) 
川尻潤 " Playful mind"(陶+絵画)
KAWAJIRI,Jun / ceremic work and painting

特別開廊日=7月16日(月・祝)、祇園祭前祭の宵山に合わせて開廊いたします。
        *16時より、軽いお飲み物をご用意しております。
        *17時より、作家にによるギャラリートークをいたしますので、ぜひお気軽にご来場ください。。
会期中の休廊日=7月17日(火)・18日(水)・23日(月)・24日(火)・30日(月)・31日(火)
開廊時間=11時~19時ただし最終日(8月4日)は11~17時


「歪みを愛でる」という奇異な美意識がこの日本には確かに存在している。
 古田織部の茶碗などが代表例だが、他にも「茶」の空間では床柱も歪んだものが用いられ、窓は極めてアンバランスに配置される場合が多い。この日本固有の美意識に魅せられて、もう30年にもなろうか。私の作品にはこの「歪み」がきわめて重要なのである。
 加えて幼少の頃から頭の中に棲みついて離れない甘美な記憶がある。それはヘンゼルとグレーテルの絵本「おかしのいえ」である。デコラティブなお菓子で覆われた絵本の画面は今でも思い出すたびにドーパミンの分泌を感じるのである。
 他にも学生時代に憧れた「琳派」や、私を夢見心地にさせてくれる「日月山水図屏風」、そんなものたちが私の頭の中にいつもうずまいている。それらが私の意識に作用し「つくる」という衝動を経てこの世に出てきたものが、今回の作品群である。ご高覧くだされば幸いである。 - 川尻潤

  展示室A・・・東アジアの自然観、輪廻やモンスーンの風土、森羅万象をテーマにします。
  展示室B・・・陶素材の立体、琳派へのオマージュ作品(平面)、実際に遊べるオブジェなどで構成。

1987年 東京芸術大学デザイン科卒業
1992年 東京芸術大学大学院後期博士課程修了 デザイン専攻

2002年 個展/ポーラミュージアムアネックス
2006年 個展/銀座松屋 美術画廊
2007年 個展/京都髙島屋 美術画廊 以降3年毎開催
2010年 個展/思文閣(京都) 
2017年 超京都「光の現代美」出品/旧三井家下鴨別邸(京都)
著作に「歪みを愛でる」(ポーラ出版・2002年 )

   
左)「遠山・霞など mountain mist」板にアクリル絵具 / 52×79cm / 2018年 *painting
右)「十二支のおうち house of 12 zodiacs」陶素材に金彩 / 35×25×h35cm / 2017年 *ceramic: over graze paint


2018年06月13日(水)~24日(日)
菅生悠希個展「多層のポートレイト」
SUGO,Yuki " multitiered portrait " painting/mixed media

会期中の休廊日=18日(月)・19日(火)
開廊時間=11時~19時ただし最終日(6月24日)は11~17時


 自分の目に(心に)映る印象の不確かさ、あるいは流動性や可変性を意識して作品を制作しています。
 他者や外界という存在のある種の得体の知れなさや、それを受け取る自分自身の感覚の不確実さを、包み隠したり別の何かで置き換えるのではなく、そのものとして表現したいという思いがあります。
 頭の中ではあらゆる情報が、虚も実も並列に、渾然一体として存在しているように、わたしにとっての本質的なリアリティとは、生き生きとした細部の描写ではなく、ざらついたノイズや霧の中にぼんやりと浮かび上がるような、曖昧な質量と輪郭によって形作られるものです。
 作品にするという事は、浮かんではすぐに消えてしまう像に永遠性を付与する作業であり、その反復によって世界を解釈するプロセスそのものではないか。
 そのような事を念頭に、今回の展示では、様々な手法や角度でのアプローチを行い、多層的な表現を試みます。 - 菅生悠希

 1987年大阪府生まれ、京都市立芸術大学油画専攻出身。

(無題)キャンバスにアクリル / 18×18cm / 2018年

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2018年05月26日(土)~06月09日(土)
会期中の休廊日=28日(月)・29日(火)・6月4日(月)・5日(火)
開廊時間=11時~19時ただし最終日(6月9日)は11~17時
*展示室A=Jackalope Studio展「角と耳」
*展示室B=横井ゆうこ展「記憶しているカタチ 凹」

展示室A=Jackalope Studio展「角と耳」
"Horn and ear" Jackalope Studio

九州は佐賀県北部の県境、三瀬村に銀行跡を再利用したアトリエ:Jackalope studioがあります。
2016年7月にこのアトリエは誕生し、地元に住む夫婦、夫の造形作家である藤瀬大喜は金属と合成樹脂を使った立体作品を、妻で画家の矢ヶ部セイコは水彩絵具やアクリル絵具による絵画作品を制作しています。
Jckalope(ジャッカロープ)とは角が生えたウサギのような未確認生物のことです。未確認生物という虚実入り混じったファンタジーをお届けできたらなと思っています。-Jackalope Studio

   
左)藤瀬大喜「労働用スーラック」10cm×10cm×20cm/模型用樹脂/2017年
右)矢ケ部セイコ「巡環- junkan-」913×913mm/2017-2018年/パネルに綿布、ジェッソ地、アクリル絵具

・藤瀬大喜 fujise taiki/造形作家
1981年 佐賀生れ
2004年 九州産業大学芸術学部工芸卒業
2006年 同研究生修了
在学中は金属工芸鋳金の伝統的技法「真土型鋳造法」により鋳物を学ぶ。卒業後は錫合金の鋳物を扱いながら、樹脂や粘土を主体としたフィギュア造形も取り入れ本格的な制作活動を行っている。
2007年7月、アトリエAMPを佐賀県吉野ヶ里町のお茶工場跡の倉庫に開設。2016年7月に制作拠点を佐賀県三瀬村の佐賀共栄銀行跡に移し、Jackalope Studioと所属を改め活動開始。

・矢ヶ部セイコ yakabe seiko/画家
1989年 佐賀出身
2012年 佐賀大学 文化教育学部 美術・工芸課程 西洋画専攻 卒業
在学中、小木曽誠教授から油彩画などの西洋絵画を学ぶ。その一方で、小学時代から書き溜めていた漫画をヒントに、落書き風イラストを現代絵画とするべく油性ペンによる描画活動を始める。
以後GEISAIやアートイベント、各イベントのライブペインティングなどに参加する。
大学卒業後はAMPアトリエに所属。この頃から油性ペンのほかにアクリル絵具、水彩絵具を用いて女性や中性的な人物をモチーフに絵画、ドローイング作品を製作するようになる。
2016年春、アトリエを佐賀県三瀬村のJackalope Studioへ引っ越し現在に至る。
*2名の詳しい活動歴をこちらでご覧いただけます。

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展示室B=横井ゆうこ展「記憶しているカタチ 凹」(漆造形・絵画)
"The form was memorized -dent-" YOKOI,Yuko

水と物
ヒトの知覚と
好きなこと
自由で関わる心のつくれる
生命を感じる形
ヒトの手でつくり
ヒトにつたえる。

動き、姿を変える、魅力ある物の形から、
記憶をひとつ移した凹型に、
太陽と、場所を探した。
うつろう光と影たちを、
ひとつにひとつ。
つくりたい。
まだ知らないものを。-横井ゆうこ

無題ドローイング/2018年

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KYOTOGRAPHIE KG+ Award 参加展 
2018年04月10日(火)~28日(土)
会期中の休廊日=16日(月)・17日(火)・23日(月)・24日(火)*通常と異なり、日曜日をオープンします。
開廊時間=11時~19時ただし最終日(28日)は11~17時
*展示室Aでマリア・ゲルベロフ個展、展示室Bで西村勇人個展を開催します。いずれも写真作品です。


展示室A=マリア・ゲルベロフ「2001年 ブエノスアイレス・封鎖される文化」
Maria Guerberof
"Buenos Aires 2001: a culture under siege"

助成    協力 

 "without bread and without work"

 このプロジェクトは、私の出身地アルゼンチンの記憶に基づいています。15年前、2001-02の厳しい経済暴落のとき、目の前で社会が崩壊しました。国外脱出の選択肢しかなかったし、それ以降一度も帰国していません。最近、あの危機時代のアルゼンチンの古いネガを見返すと、それらの映像が私の写真家としての展望を形成したことを証言しています。
 私にとって、写真とは政治意識と抵抗の視点から新しい現実を構築する方法:私の狙いは、暴力とその結果の文化破壊について批判的に見えてくる物語を見つけることです。これら、毎日ブエノスアイレスを彷徨しながら撮った一連の写真は、母国を遠く離れたあの混沌とした日々や権力の不吉な陰への感情を込めた反応の表明です。

政治的文脈;
私のようなブエノスアイレス娘は、独裁権力の見えざる輪や軍の暗殺団に拉致された無数の「消され者 desaparecidos」の話を聞いて育ちました。アルゼンチンには、より富裕な欧米諸国による搾取と依存という南米なりの複雑な歴史があります。なお、旧体制が国際通貨基金(IMF)に膨大な負債をしたせいで、福祉の大幅削減と失業を受け続けています。迫害、拷問と失踪ー政権のドンたちが一般国民に振るうテロは現に進行中です。
略   歴:
ブエノスアイレス出身。哲学、写真、映像制作を学ぶ。現在、ロンドンを拠点に、写真作品や短編映画をカンヌ、ベルリン、ジグモンド・ヴィルモス映画祭などで発表。また、英国・アジア舞台美術協会メディア部門と共同制作する。www.guerberof.com

 This project is based on memories of my place of birth, Argentina.Fifteen years ago,during the brutal economic crash of 2001-02, we saw the total breakdown of ou society.There was no choice but to leave and move from one country to the nest. I never returned.Recently I've gone back over my archive of old negatives from those crisis years in Argentina,images bearing witness to the slimes of desperation and commitment that shaped my vision as a photographer.
 Photographic practice is a way for me to construct a new reality from vantage point of political awareness and resistance:mu aim is to find a visual narrative by which to think critically about violence and its consequences for a culture.This series of photos taken on my daily wandering around the city of Buenos Aires represents an emotional response to the chaotic moment I left the country and to the sinister invisibility of power.

Political context;
As a child in Buenos Aires, I grew up hearing about dictatorship and countless desaparecidos - "disappeared ones" killed in secret by military death squads and invisible higher circles of power. South America has very complex history of exploitation and dependence on richer European countries and the USA.Argentina in particular continues to suffer severe cuts in welfare and extreme uneemployment due to illegtimate debts incurred by the former regime to the International Monetary Fund(IMF). Persecution, torture and disappearance - terror waged on ordinary sitizens by po;otocal bosses - is still an on-going reality.

Maria Guerberof:
Originally from Buenos Aires, Argentina.Maria sutudied philosophy, photography and film/television production.Now based in London, her photographs and cinema shorts have been shown at numerous international venues includinf Cannesm Berlin and Zifmond Vilmos Film Festival.She also works in collaboration with the Media Department, Asian Performing Arts UK. www.guerberof.com

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展示室B=西村勇人「干渉実験」
Hayato Nishimura "Interference Experiment"


 ”Cockcroft-Walton accelerator"

 ふとしたことから、英国王立協会の金曜講話で外村彰博士(1942-2012)が行った電子線の二重スリット実験が目に浮かび、その後を脳内に投影して見届けようと気持ちを集中させることがある。ポツポツとは現れる点は、時間の経過とともに縞模様を結ぶ。これにより電子の波動性の効果が目に見える形で示される。この実験は、世間でもっとも美しい10の科学実験に数えられている。
 干渉実験(interference experiment)に思いを巡らすことは、「思考と観察」をめぐる考察にとって格好の機会である。理論的な予測はいかなる実験によって検証されるのか。現象の背景にある法則や機序はいかに見出されるのか。何らかの形で観察可能な現象が検出されることにより、我々に科学的な知として認知される。今回の写真展では、科学的な知を基盤とした認知の拡張をテーマとした展示を行う。

略   歴:
1977年島根県生まれ、埼玉県在住。写真作家。RED Photo Gallery(東京・新宿御苑前)共同運営。自然科学の研究現場および科学的な概念を題材とした写真作品の制作を行う。これまでMATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都、2014年/2016年/2017年)、RED Photo Gallery(東京、2016年/2017年/2018年)、コニカミノルタプラザ(東京、2012年)、Place M(東京、2010年)など20回以上の個展を開催。ミオ写真奨励賞(2009年/2010年)、KG+ finalist top3(2016年)。

 Dr.Akira Tonomura's(1942-2012) double slit experiment at a Royal Society Friday Lecture is often regaded as one of the ten most beautiful scientific experiments in the world. I concentrate until I can picture the entire experiment in my mind's eye. Little by little dots appera, then after a while striped patterns, the wave nature of electrons made visible.
 Looking at interference experiments is a good way to ponder concepts of "thought and observation". How to experimentally verify hteotical predictions? How to expose th laws and mechanisms behind phenomena? Detecting observable phenomena helps us redognise scientific knowledge.Thia exhibition focuses on extending our awareness via scientific thinkings.

Hayato Nishimura.
 Born 1977 in Izumo,currently based in Saitama.Photographer and co-founder of RED Photo Gallery, Tokyo.Over twenty solo shows of photographic work based on scientific experimentation and concepts, including MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY ofs/w, Kyoto (2014.2016.2017), RED Photo Gallery, Tokyo(2016.2017.2018),Konica Minolta Plaza, Tokyo(2012) and Place M , Tokyo(2010), Awards include the Mio Photo Award(2009,2010) and KG+ top 3 finalist(2016).

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2018年02月03日(土)~24日(土)
松本和子「温室の中で」(フレスコ画)

*開廊時間=11時~19時ただし最終日(2月24日)は11~17時
*休廊日:5日(月)・11(日)・12日(月)・18日(日)・19日(月)
*4日(日)は、11時~19時オープンいたします。
*松本和子は、2018年1月20日(土)~2月4日(日)「京都府新鋭選抜展2018」に出展しました。(終了しています)

なぜだかわからないが、そこに住みたいという幻想や願望を抱かせるような場所がある。
この感情はかつて自分がそこにいたという確信から来るのか、あるいはいずれそこに行くだろうという確信か。

ロラン・バルトの遺作『明るい部屋』で語られた、バルトの亡き母の幼少期の写真「温室の写真」を手掛かりに、一種の母性を感じさせるような、密やかな、我が家のように打ち解けられた場所を探している。
さまざまな欲望や悲しみのヴェールを介した光景を描き出し、フレスコの漆喰壁の中に永久に閉じ込めて、わたしはそこで暮らしたいと思う。(松本和子)

「透明の対話」漆喰壁に顔料 ブオンフレスコ技法、ストラッポ技法 / 295×472cmキューブ内外4面 / 2017年
*「清流の国ぎふ芸術祭 Art Award IN THE CUBE 2017」岐阜県美術館(2017)出品作を一部再構成して展示


3日間の新年特別会期延長決定!!
2018年1月6日(土)・7日(日)・8日(月・祝) 開廊時間=11時~19時、ただし8日は11~17時。
現代美術二等兵活動25周年「駄美術の山 おとし玉」


2017年12月開催の「活動25周年記念 駄美術の山」展に、たくさんの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。
ご好評につき、会期終了後に再発見された作品も加え、新年に3日間だけ会期を延長させていただくことになりました。
*以下は、2017年11月28日(火)~12月9日(土)に開催した「駄美術の山」のご案内分です。再掲させていただきます。
展覧会最終日に「活動25周年記念式典」を開催しました。
日時=12月9日(土)18:00~20:30(17:30開場)
会場=アンテナカフェ&スペース御所西
   〒602-0877京都市上京区新町通丸太町上る春帯町349-1(地下鉄烏丸線「丸太町」駅より徒歩4分)
参加費=1,000円 飲み物・軽食・お土産付き

“駄美術一筋25年”
20周年のときは、もうそんなに経つのかと思い
感慨深かったのですが、それから5年経っただけで、
それは感慨から驚嘆に変わっていました。
人が25年かけて成し遂げる事を考えたとき、
現代美術二等兵が25年かけて何を築いたのか…。
それは無駄にそびえる駄美術の山ではないのかと。
「チリも積もれば山となる」や
「枯れ木も山のにぎわい」等、山になれば相応の
価値になると古の言葉にありますが、
今現在、価値ある何かを築いてこれたのか?
自分たちでは分からない始末。
今回ギャラリーに枯れ木やチリならぬ25年分の
ありったけの駄美術を並べてみます。
行けども行けどもそこは駄美術。
どんな山になっているかご高覧頂けたら幸いです。(現代美術二等兵)